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銀閣寺(慈照寺)

銀閣寺(慈照寺)
京都府京都市左京区銀閣寺町に銀閣寺(慈照寺)があります。
 銀閣寺は正式には東山(とうざん)慈照寺(じしょうじ)といい、臨済宗相国寺派のお寺です。金閣寺とともに室町幕府3代将軍足利義満により創建された相国寺の塔頭寺院でもあります。8代将軍足利義政の山荘・東山殿(ひがしやまどの)を、義政の死後、遺言により禅寺としたものです。
 東山殿内に建てられた観音殿が銀箔をはる計画があったところから銀閣といわれ、寺全体の象徴的な建物となったことから銀閣寺と呼ばれるようになりました。銀閣と東求堂は国宝に指定され,銀閣寺は平成6年(1994)には世界遺産(文化遺産)「古都京都の文化財」に登録されています。
 義政は兄の急死により、わずか8歳で将軍になりました。妻の日野富子や富子の兄勝光などが幕政に口をはさむようになり、政局は乱脈をきわめました。弟の義視を継嗣としましたが富子が義尚を生むと、富子は山名宗全と結んで義視と敵対しました。
 これが原因で応仁元年(1467)応仁の乱が起こり10年戦いが続きました。義政は文明5年(1473)、9歳の義尚に将軍を譲り、政局よりも芸術面に目を向けました。そのために自らの隠居所として文明14年(1482)から東山殿の造営に着手しました。
 この東山殿は、祖父にあたる義満の北山殿金閣(鹿苑寺)を習ったものでした。兵火で焼失した浄土寺の跡地に8年の歳月をかけて造営されました。義政は文明15年(1483)にはここに移り住み、別荘としてだけでなく表向きの仕事にも使ったようです。
 義政は作庭家の善阿弥、狩野派絵師の狩野正信、土佐派絵師の土佐光信、能楽者の音阿弥、漢文学の横川景三などを始めとした、将軍の近くで雑務や芸能にあたった同朋衆を召抱ていました。侘び寂びの要素を強く含んだ「東山文化」を築きました。
 金閣寺ほどの規模はありませんでしたが、銀閣寺にも会所、常御所(つねのごしょ)、禅堂西指庵、持仏堂の東求堂、釣秋亭、竜背橋、泉殿、漱せん亭、超然亭などの大規模な建物が建ち並びました。金閣に劣らない建築にするため資金は段銭を課し、公家、寺院から普請料を徴収したそうです。
 最後に銀閣(観音殿)を上棟したのは義政が亡くなる前年の長亨3年(1489)で、完成を見ることはできませんでした。義政の死後、その遺言により東山殿は禅寺へと改められ、義政の法号「慈照院道慶喜山」から慈照院と名付けられ、翌年の延徳3年(1491)に夢窓疎石を開山として、慈照寺と改められています。
 室町時代の末期に足利将軍家と三好氏との戦の兵火で銀閣(観音殿)と東求堂以外の義政が作った建物は焼失したといわれています。その後、銀閣寺は近衛前久(さきひさ)が自分の別荘にしてしまいました。
 これは慈照寺6世の陽山瑞暉が前久の弟だったので無理を通したようです。前久の薨去後の法名は東求院龍山空誉でした。前久の没後の慶長17年(1612)に幕府に訴えが出され、再び相国寺の塔頭として再興されています。
 慶長19年(1614)には徳川家康から寺領35石を安堵されました。元和元年(1615)には徳川秀忠の御伽衆となっていた宮城豊盛が慈照寺再建の奉行になり修築しています。寛永16年(1639)には門、庫裡、玄関が再建され、元文3年(1738)には東求堂が修築されました。
 大正2年(1913)には銀閣(観音殿)が解体修理され、昭和26年(1951)に東求堂と、銀閣(観音殿)が国宝に指定されました。昭和40年(1965)には東求堂が解体修理されています。
 持仏堂である東求堂は文明17年(1485)に完成しました。間口6.9m、奥行6.9m単層、入母屋造り、檜皮葺きの建物です。「同仁斎(どうじんさい)」の額が掛かっている書院は四畳半の原型とされ、初期書院造りの遺稿とされています。
 現在において創建当時と変わらぬ姿をとどめるものは初期の書院造りの遺構として貴重な東求堂と、2層の観音殿(銀閣)、そして池泉回遊式の庭園です。銀閣(観音殿)と東求堂はともに国宝、庭園も国の特別史跡および特別名勝、旧境内は史跡名勝天然記念物に指定されています。

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