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楽山園

群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡に楽山園(らくさんえん)があります。
楽山園は江戸時代初期に、織田信長の次男・信雄(のぶかつ)によって築庭された小幡藩2万石の藩邸にある群馬県唯一の大名庭園です。10年かけた復元工事を終え、平成24年(2012)に一般公開されました。
江戸時代初期の池泉回遊式の庭園で、平成12年(2000)に国の名勝に指定されました。論語の「智者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」から楽山園と名付けられたそうです。
「戦国武将庭園」から「大名庭園」へと移行する過渡期の庭園の特色がみられます。「梅の茶屋」や「腰掛茶屋」があり、「庭園と茶事」を巧みに演出しています。広い昆明池の周りに48ものいろは石を配し、熊倉山と紅葉山を借景として取り込んでいます。
織田信雄は本能寺の変の後、秀吉と対立しますが、小牧・長久手の戦いの後、攻められて講和させられます。元和元年(1615)、徳川家康に大和宇陀藩3万石と上野甘楽郡2万石を与えられました。
庭園のほかに、梅の茶屋、腰掛茶屋、土橋・土塀・井戸、拾九間長屋、庭門、北裏門・管理門、中門なども復元されています。
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