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延暦寺釈迦堂(転法輪堂)

釈迦堂(転法輪堂)
 滋賀県大津市坂本本町に比叡山延暦寺があります。
 にない堂の渡り廊下をくぐって石段を下りた谷底に、西塔の中心である釈迦堂(転法輪堂)が建てられています。伝教大師最澄が自ら彫ったとされる秘仏の木像釈迦如来立像(国指定重要文化財)が本尊です。参拝客が目にするのは、新しくつくられた御前立(おまえだち)の仏像です。
  「釈迦堂」は天台様式の典型な堂々とした風格のある建物で、延暦寺に現存する建物の中で最古の建物です。元亀2年(1571)の織田信長の比叡山焼き討ちで、釈迦堂も焼失しました。豊臣秀吉の命で復興に際し、三井寺(園城寺)の弥勒堂を、文禄4年(1596)、ここに移築した建物なのです。
 三井寺(園城寺)の弥勒堂は、貞和3年(1347)に建てられたものだったので、延暦寺で一番古い建物になったのです。文禄4年(1595)、三井寺は秀吉の怒りに触れ、寺領の没収、事実上の廃寺を命じられ、破却の際、弥勒堂だけが比叡山の西塔に移されたのです。
  釈迦堂は間口7間、奥行7間、単層、入母屋造り、栩(とち)葺き形銅板葺きの堂々とした風格を持った建物です。正面柱間はすべて戸口になっていて、側面は、前2間が戸口、他は連子窓が板壁、縁が正面と側面の一部に付いています。東塔の根本中堂と同じく仏殿は外陣、中陣、内陣に分かれています。
 外陣は床張り、内陣に一段低い土間があり、土間の中央に宮殿があり本尊の釈迦如来が安置されています。江戸時代に内外陣境両端間を桟唐戸に改めているそうです。妻飾りは禅宗様ですが、全体的には和様を取り入れた落ち着いた仏堂です。
 昭和34年(1959)に解体修理されて、復元されましたが、平成10年(1998)9月、台風により釈迦堂裏側の杉の大木が堂の上に倒れ、屋根2ヶ所が大きく損傷しました。その後、屋根の修復工事が行われ、完全に復旧されています。釈迦堂は明治33年(1900)に国指定重要文化財に指定されています。

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http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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